お仕事柄、俳優さんや女優さんに
インタビューをさせていただくことがあるのですが、
その中で、印象に残る人っているんですよ。
まあ、皆さん売れっ子芸能人ですから、
オーラがあるのは当然なんですが、
それでも、印象に残る人、あまり残らない人
というのがいるわけでして…。
今回は、強烈に印象に残った人のお話をします。
それはどなたかというと
藤原竜也さん!
まさに、人たらしの真髄を見た、という感じです。
まず、インタビューを始める前にご挨拶をすると、
「○○○(雑誌名)ですね。よろしくお願いします」
と返してくれたんです。
これねー、実は初めてコトでした。
というか、後にも先にも、こんなご挨拶を返してくれた人
他にいません。
のっけからもう好印象です(笑)。
そして、撮影中のエピソードなどをお聞きすると、
取材陣の後ろに控えている映画宣伝スタッフに向かって、
「△△さん、あの時ってさぁ~」
と話を振ったりする。
こういうことをするのも、また珍しいんですよ。
周りを巻き込んで、場を和ませる。
何より、スタッフと一緒に現場を作ってきたんだと
さり気なくアピールする。
藤原さんご本人は
ことさらアピールしている意識はないのかもしれませんが、
受け取るこちらは、
「あぁ、いい現場だっただなぁ」と察する。
そういうことがサラッとできちゃうのが、もうスゴイ。
そりゃあ、また一緒に仕事したいな、ってなるでしょ。
私が映画スタッフなら絶対そう思う。
売れっ子は伊達に売れてんじゃないな、と実感しましたよ。
ともかく、気遣いがすごかった藤原さん。
我々、取材スタッフにもそれは発揮されまして。
インタビュー内容も、どこを削ればいいんだ?
と悩んでしまうほどサービス満点な話しぶり。
さらに、撮影のときには
初対面のカメラマンにもユーモアを交えて対応する。
何、この人? 神ですか?
取材を終える頃には、好印象MAX状態。
むしろ、
「藤原竜也、恐ろしい子…」ってなりました(笑)。
個人的には、人たらし仲間(笑)の
小栗旬さんにも、いつかインタビューしてみたい。
藤原さんとどっちがより人たらしなのか。
確認したいと思うのは、当然ですよね?
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