“悪役希望! でも、ラブストーリーも大歓迎!?”
すっかり忘れかけていたコーナーが、久々に帰ってきました(笑)。
第4回となる今回のゲストは、俳優の神木優くん。
初プロデュースに挑んだ舞台を終えたところを襲撃(笑)しました!
――さて、これからの神木優はどうなっていきますか?
「どうなるんでしょう?(笑)」
――あ、逆に聞いちゃうパターン?(笑)
「やってみたいことはいろいろあるんです。今回の流れで言えば、ひとり芝居もやりたいし」
――そうそう。今回の舞台は、ひとり舞台への大いなる第一歩、ですもんね。
「企画はもう考えてあるんです。ただ、僕には脚本が書けないので、そこさえクリアできれば」
――じゃあ、ひとり舞台の実現もそう遠くはなさそうですね。
「うーん…来年くらい? だといいなと(笑)」
――次にやる時も、今回みたいにバラエティ豊かにするのかな?
「共通のテーマで、というのもやってみたいですけど、それには綿密な打ち合わせとか、作りこみとか、かなり時間がかかると思うので難しいかなと。今回の舞台はたしかにバラバラのブツ切れではありましたけど、いろんな面が見せられたのはよかったと思うので」
――こんなこともできるんだ、神木優…って感じ?
「そう思ってもらえたらうれしいです。というか、そう思ってもらえるように精進します!」
――さすがマジメだ(笑)。ひとり舞台以外の目標は?
「やっぱり、映像の仕事ですね。映画やテレビ、映像でも顔と名前をもっと知ってもらいたいです」
――売れっ子になると、逆にやりたいことができなくなることもあるんじゃ?
「そういう面もあるでしょうけど、今よりはいいかなーと。そのためにも、自分でやれることを精一杯やっていきたいですね」
――たとえば、やってみたい役とかはあるのかな?
「アブナイ奴(笑)。病んでる役とか、殺人鬼とか、役でしかできないキャラクターを演じてみたいです」
――そんなうれしそうな顔で、病んでる役とか言っちゃいますか(笑)。
「たとえば、爽やかな人とか、酔っぱらいとかなら、役じゃなくてもできるじゃないですか。せっかく役者になったんだから、普段は絶対にできないような役を演ってみたいんですよ。一番演りたいのは、マクベスなんですけど」
――あぁ、たしかにアブナイ役かも(笑)。
「それと、“オセロー”のイアーゴも好きなんです。ああいう悪役にも憧れますね」
――普段の爽やか系(笑)な神木優からは想像できないかも。
「突き抜けたいって思います。役でも内容でも、やり過ぎなくらいの方がきっとオモシロイし」
――最近、テレビも映画も自主規制が多くて、なかなか突き抜けたモノが生まれにくいよね。
「そういう意味では、舞台が一番自由なのかもしれないですけど、たとえば、恋愛ストーリーでも、突き抜けることはできると思ってるんで。韓流とかってそういう感じだからヒットしたわけですよね」
――もう、ベッタベタに甘~いラブストーリーとか? うわー、想像できない(笑)。
「なんでですか(笑)。ラブストーリーだってなんだってやりますよ!」
――じゃあ、今年の神木優の目標は“突き抜ける!”ってことでいいのかな?
「はいっ。今年に限らず、それでいきたいと思います」
――ベタ甘ラブストーリー、楽しみにしてますねー。
「そこだけ食いつかないでくださいよ(笑)」
――神木優くん、ありがとうございました。
「こちらこそ、ありがとうございました!」
完
神木優(かみき・ゆう)
俳優。1981年大阪生まれ。O型。
大阪でモデル、舞台を経て、テレビドラマや映画の仕事をするために23歳で上京。テレビに映画、舞台、朗読など、ジャンルを問わずチャレンジを続けている。プロとしての活躍経験もあるマジックを特技とし、調理師免許やWEB解析士、ルービックキューブ検定など、多彩な資格も持つ資格ヲタでもある。
主な出演作:「天地人」(NHK)、「花嫁のれん1&2」(東海テレビ)、「Keynote」(主演映画)、「VitaminZ」(舞台)など
●ブログ http://ameblo.jp/yuhkamiki/
●Twitter http://twitter.com/yuhkamiki
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