『1986年のマリリン』本田美奈子
今週も、昭和歌謡について
あーだのこーだのと言っていきます(笑)。
本田美奈子さんと言えば、
「アイドルなのに歌唱力抜群!」
ってなことをよく言われておりました。
でもさ、改めて聴いてみると、
昔のアイドルって
みんな、歌が上手いのよ。
しかも、あの頃は
生演奏のバンドをバックに歌ってたわけで
いつだって生歌。
口パクなんてしなかったもんなぁ。
あ、もちろん
心もとない方々もいたけれど(笑)
それでもちゃんと生で歌ってたから、
デビュー当時はイマイチでも
だんだん上手くなっていくんですよ。
トシちゃんだって
『抱きしめてTONIGHT』の頃は
安心して聴けるくらいにはなってたし^^;
でも、トシちゃんって
音程は不安定ではあったけれど、
かなり激しいダンスをしながらでも
ほとんど息切れせずに歌ってたなぁ。
まあ、それを完璧にしたのが
少年隊なわけですが。
って、話が脱線しまくりました(笑)。
本田美奈子さんに話を戻すと、
個人的にはもったいなかったなぁと
思います。
楽曲にイマイチ恵まれていない印象があって
この『1986年のマリリン』は
確かにヒットしたけれど、
もっと彼女の歌声や歌唱力を
活かせる曲があってもよかったのに
と思うと残念ですね。
そう考えると、
やっぱり聖子ちゃんは特別なんだなぁと
改めて思います。
あれだけの作家陣に恵まれて…
と言っても、それは聖子ちゃん自身が
引き寄せたとも言えるわけで。
「彼女に曲を書いてみたい」
と思わせる聖子ちゃんだったからこそ、
トップ・オブ・アイドルなわけですよ。
ってまた話がそれた(笑)。
本田美奈子さんの実力を思えば、
40代、50代と年齢を重ねて
円熟味を増していく歌声も
ぜひ、聴いてみたかった!!
最近めっきり少なくなった
「大人の歌手」とやらを
魅せてくれる人に
なっていたんじゃないかなぁ。
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