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応援ソングじゃないけれど、どこかやさしい目線を感じる…のは気のせい?

『悲しみは雪のように』浜田省吾

昭和歌謡についてうだうだ語る火曜日です。

今週は、ハマショーさん。
ドラマの主題歌で話題となった名曲
「悲しみは雪のように」です。

そう、ドラマの主題歌なんですが、
元々はアルバムから
シングルカットされた曲で
発売当時の1981年には
あまりヒットしなかったそうです。

それが、1992年に
ドラマ『愛という名のもとに』の
主題歌となるとたちまち話題に。
ハマショーさん自身初の
オリコン1位をゲットしたのです。

うん、ドラマ効果、恐るべし。

1990年代は、
ドラマから次々とヒット曲が生まれていて

たとえば、
小田和正『ラブ・ストーリーは突然に』
チャゲ&飛鳥『SAY YES』
米米CLUB『君がいるだけで』
サザンオールスターズ『涙のキッス』
チューリップ『サボテンの花』
(以上、敬称略)

などなど、枚挙に暇がありません。

とはいえ、これらは「平成」の曲たち。
残念ながら昭和歌謡ではないんですね~。

ん?
じゃあ『悲しみは雪のように』も
平成ミュージックじゃないかって?

いやいや。
最初に発売したのは昭和ですから。
昭和歌謡の分類でいいんです!!
(と勝手に決めてますw)

 

さて、話は変わって。
というか、ハマショーさんに戻って(笑)

私の中でハマショーさんって
ネガティブ系アーチストの筆頭なんですよね。

昔よく聴いていたのが
『片想い』とか『傷心』とか
『丘の上の愛』あたりだったので。
主に原因は、私の選曲にあるんですが(笑)

そういう中にあって、
この『悲しみは雪のように』は
希望があるっていうか、どこかやさしい。
前に挙げた3曲のような絶望感がない(苦笑)

ポジティブな曲ではありませんが、
そっと見守っているような視線を感じる
そんな曲だなぁと思います。

個人的には、ネガティブ全開のバラードに
しっとり(じっとり?)ひとりで聴き入る
というのが、正しいハマショーの愛で方だと
勝手に思っていますけどね(笑)