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ひとり芝居
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キミはもう、忘れてしまったの?
あんなにも楽しかった日々を。
ふたりで過ごした、愛おしい日々を。
大切だったボクの場所には
いつの間にか別の人がいて
ボクは押し出されるようにそこを追われた。
なんてあっけない、なんて滑稽な恋の結末。
それを笑うことも、嘆くことも、今のボクはできずにいる。
だってまだ、ボクは覚えているから。
キミのやさしい眼差しに、一瞬で恋をしたこと。
眩しいほどの笑顔を、ボクに向けてくれたこと。
耳元に囁かれた、甘い甘い愛のことば。
恥ずかしそうにつないだ手も、
ボクの腕の中にすっぽり隠れてしまう身体も、
遠ざかっていく冷たい背中ですら、
ボクは忘れることができないのに。
キミは本当に、忘れてしまったの?
ピリオドを打つことができない物語は、
キミが去った後も続いていく。
取り残されたボクひとりだけ、
踊り続ける舞台には、もう観客すらもいないのに。
それでもまだ、幕は降りない。
ボクがキミを忘れるまで。
キミへの想いが消えるまで。
朗読/蒔苗勇亮
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