お待たせしました。インタメ第2回です。
今回のゲストは、WEBディレクターの伊藤洋平さん。
謎多き人物(笑)の実態にグイグイっと迫ります。
――いきなりですけど、ニートでストーカーって本当なんですか?
「そっから攻めますか?」
――いや、謎だらけでもう、どこから攻めていいかわからなかったんで、とりあえず、真正面から(笑)。
「さすがにニートでストーカーってことはないですけど、仕事がなくて、家でパソコンで遊んでいて、時々、福岡に出稼ぎに行く人って周囲には説明してます」
――めちゃめちゃわかりにくいです、その説明(笑)。実際はWEBディレクターってことでよいですか?
「まあ、そんなカッコいいモンでもないと思いますが。一応。WEBの立ち上げや運営をいろいろお手伝いさせてもらってます」
――フリーランスなんですよね?
「WEBディレクターに関してはフリーです。でも、正社員もしているし」
――へっ? どういうことでしょう。
「会社の仕事とバッティングしなければいいってことで、掛け持ちさせてもらってます」
――たとえば、10時~17時は会社で仕事をして、それ以降に自分の仕事をする感じ?
「いや、就業時間内もけっこう自由に動いてますよ。だって、今このインタビューを受けてるのも就業時間内だし。ビールとかも飲んじゃってるし(笑)」
――たしかに(笑)。
「もともと社風がすごく自由だというのもあるんですが、取締役が短パンとTシャツで仕事してたりとかね」
――そら、自由だわ(笑)
「わりと中抜けもOKなところはありますね。ただ、会社に入った最初の頃は、どこへ行って何をしていたかを逐一、報告していたんです。疑われたり、勘ぐられてりするのも嫌だし」
――なるほど。そういう積み重ねで信頼を得ていったと。
「ですね。コミュニケーションを密にして、信用してもらって、そうしたらかなり自由に動けるようになりました」
――とは言っても、フツーの会社ではそこまで自由にできませんよね?
「社長が“そうせい公”なんですよ」
――そうせいこう?
「そうせい公っていうのは、幕末の長州藩主・毛利敬親のことで、いつも若い家臣たちに“そうせい、そうせい”と自由にやらせて、有能な家臣たちの活躍の場を作ってあげた人なんです。それが明治維新のきっかけになったとも言われていて」
――その“そうせい公”のやり方が社長とよく似ていると。
「まあ、僕が長州の家臣みたいに有能かは別にして(笑)、自由にやらせてくれるという点では、やっぱり“そうせい公”だなぁと思います」
――いやー、思わぬ歴史うんちくも飛び出しましたが(笑)、人に恵まれたってことですね。
「だと思います。そこはもう、出会いに感謝ですね」
――出会いと言えば、奥さまとのお話も聞きたいですねぇ。
「いきなりそこへ飛びますか?(苦笑)」
――だって、気になりますよー。“僕は奥さんのストーカーでしたから”とか、前に言ってたし。
「いや、言ってない言ってない!! まあ、基本ストーカー体質なところはあるけど…」
――やっぱり~(笑)
伊藤洋平(いとう・ようへい)
WEBディレクター。Webサイト受諾制作を中心に、九州をテーマにしたお取り寄せサイトの運営やiphoneアプリのプロモーションを手掛ける。facebookでも「暦-koyomi-」を展開。ファン数11,000人を擁し、親日国の多い東南アジアを中心に、日本の文化・伝統関連の情報を発信している。ここだけの話、将来的には食えない写真家になろうと妻に内緒で計画している。
●暦-koyomi- http://www.facebook.com/koyomi.jp
●写真作品 http://fotologue.jp/yope/
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