お待たせしました。インタメ第2回です。
今回のゲストは、WEBディレクターの伊藤洋平さん。
謎多き人物(笑)の実態にグイグイっと迫ります。
――これまでの言動からすると、リスクが怖い小心者にはとても見えませんが。
「でも、フリーと会社員の両方をやっているのも僕からすればリスク回避なんですよ。どれが倒れてもいいように。ひとつだとなんだか不安で。」
――リスク分散ってこと?
「ですね。本音を言えば、契約社員とかであと1~2カ所、拠点を持ちたいくらいで」
――慎重なのか、図々しいのか(笑)。
「僕からすると、持ち家やクルマや子どもも、リスクに思えちゃうんですよね」
――子どもも?
「まあ、ちょっと語弊はあるかもなんですが。自分の父親みたいにはなれないと思って」
――お父さんはどういう人だったんですか?
「もともとは商売人だったんですけど、こどもが生まれるのを期に公務員になったんですよ。こどもを育てるには安定した暮らしが必要だって。」
――それはまた、すごいですね。
「で、翻って僕がどうかと言えば、そういう生き方はできないなぁと。自分の今を変えるとかまったく考えられないので」
――だから子どもは無理だと?
「考えすぎだってよく言われますけど、まあ、そういう性分なんで」
――奥さまも同じ意見?
「彼女の場合は、あまり子どもには興味がないらしく。僕に気を使ってるとかじゃなく、彼女は嘘とかお愛想とか言えないまんまの人だから、本心なんでしょうね」
――微妙な問題ですよね、そこは。
「ちょっと前までは親戚にもやいのやいの言われてました。ただでさえ、僕はフリーターってことになってるんで(笑)」
――あの変則的な働くスタイルを説明するの、面倒ですもんね(笑)。
「お前がフラフラしているからだ、的なことはよく言われてました。でも、フラフラしているから子ども作らないんだけど…って言っても納得はしてくれないですよねぇ(苦笑)」
――でも、子どもを産んで育てるってすごい決断があってしかるべきだと私も思う。だからそう簡単に考えられないというか。
「後先考えすぎなのかも。ただ、とりあえず何とかなるって思えないのが性分で」
――あぁ、それよく言われた。“産んじゃえばどうにかなるよ”って(笑)。
「それって、やっぱり僕には無理だなぁ。リスクが大きすぎる」
――でも、このインタビューに答えてるのはどうなの? 相当リスク大きい気がするけど。
「えーと…このインタビューは非公開でお願いします。というか、公開OKな内容などひとつもないっ!」
――そう言われてもなぁー(苦笑)。
伊藤洋平(いとう・ようへい)
WEBディレクター。Webサイト受諾制作を中心に、九州をテーマにしたお取り寄せサイトの運営やiphoneアプリのプロモーションを手掛ける。facebookでも「暦-koyomi-」を展開。ファン数11,000人を擁し、親日国の多い東南アジアを中心に、日本の文化・伝統関連の情報を発信している。ここだけの話、将来的には食えない写真家になろうと妻に内緒で計画している。
●暦-koyomi- http://www.facebook.com/koyomi.jp
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